世界的大ヒットミュージカル 主演に小4から中2の4人に決定

[ 2016年12月18日 16:03 ]

 世界的大ヒットミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜」日本公演のキャストが18日、都内で発表された。主演のビリー役に抜てきされたのは中学2年の未来和樹(14)、中学1年の加藤航世(13)、小学6年の前田晴翔(12)、小学4年の木村咲哉(10)の4人。1346人の応募者の中から候補者が選出され、約1年間のレッスンなどを経て決定した。

 前田は「憧れている堂本光一さんのように、フライングしてみたかった」と応募理由を明かしニッコリ。米国にダンス留学の経験がある加藤は、長期にわたるオーディションの中で「学校の朝礼で無意識にタップを踏んで先生に怒られた」とエピソードを披露し、努力で大役をつかんだ喜びをにじませた。

 舞台は2000年公開の映画「リトル・ダンサー」をミュージカル化。05年にロンドンで初演され、全世界で80以上の演劇賞を獲得した。その大作が日本人キャストで初上演される。

 公演は来年7月から約3カ月にわたり東京・赤坂ACTシアターで。同10月からの大阪・梅田芸術劇場と合わせ、のべ4カ月で17万人を動員する。

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2016年12月18日のニュース