紅白出場歌手決定!初出場は乃木坂など10組、近藤真彦は19年ぶり

[ 2015年11月26日 20:26 ]

「第66回NHK紅白歌合戦」初出場の決まった(左から)μ’s、乃木坂46、Superfly、大原櫻子、星野源、山内惠介、ゲスの極み乙女。

 大みそかの「第66回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)の出場歌手が26日、同局から発表された。出場は男女計51組で、初出場は白組が「ゲスの極み乙女。」、「BUMP OF CHICKEN」、星野源(34)、三山ひろし(35)、山内惠介(32)、紅組が大原櫻子(19)、「Superfly」、「乃木坂46」、「μ’s(ミューズ)」、「レベッカ」の10組となった。

 最多出場は森進一(68)で1968年(昭43)以来、連続48回出場で自身が持つ連続出場歌手自己記録を更新した。

 初出場の男女4人組バンド「ゲスの極み乙女。」は2014年にメジャーデビュー。「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」などがCMに起用されたことで幅広く知られるようになり、バラエティー番組などでも活躍している。

 「BUMP OF CHICKEN」は00年9月にシングル「ダイヤモンド」でメジャーデビューした4人組ロックバンド。「天体観測」「車輪の唄」など数多くのヒット曲を出しているが、テレビ出演することは珍しく、14年7月にテレビ朝日系「ミュージックステーション 3時間SP真夏の最強ライブ」に出演した際は地上波で演奏を初披露と話題になっていた。

 星野は音楽や演技だけでなく、執筆活動もこなすなどマルチな才能を発揮するシンガー・ソングライター。5月発売のシングル「SUN」がオリコンチャート2位を記録し、配信チャートでも軒並み1位を獲得。8月には東京・日本武道館で2日間公演を成功させた。NHKへの貢献度も高く「LIFE!」のほか、今年3月には紅白歌合戦の前身とされる「紅白音楽試合」の誕生秘話をドラマ化した「紅白が生まれた日」にも出演した。

 けん玉演歌歌手として注目を集める三山は今年2月にリリースした「お岩木山」の総出荷枚数が10万枚を突破。今年発売された演歌シングル売り上げ枚数1位に踊り出るとともに、演歌歌謡曲ジャンルでは今年初となるゴールドディスクに認定された。

 若手イケメン演歌歌手として知られる山内は、北川大介(45)、竹島宏(37)とともに「イケメン3」としても活躍。15年の第57回日本レコード大賞では日本作曲家協会選奨を受賞した。

 大原は13年、映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のヒロインとして抜てきされ、劇中バンドのボーカルとしてシングル「明日も」で歌手としてもデビュー。同世代から圧倒的支持を集めている。

 「Superfly」は越智志帆(31)によるソロプロジェクト。08年に発売した4thシングル「愛をこめて花束を」がドラマ「エジソンの母」の主題歌に起用されたことで注目を集めると、一気に人気歌手に。力強い歌声で幅広い世代から人気がある。

 「乃木坂46」は秋元康氏(57)がプロデュースし、AKB48グループの公式ライバルとして11年にデビュー。10月にリリースした最新シングル「今、話したい誰かがいる」は自己最高となる初週62・7万枚を売り上げ、12作連続のチャート1位をマークした。昨年も有力候補として名前が挙がったが、2年越しで夢舞台への切符をつかんだ。

「μ’s(ミューズ)」はアニメ「ラブライブ!」に登場するアイドルユニットで、作品内で声優を務める女性9人によるユニットでもある。作品の人気が高まるとともにCDのチャート順位もぐんぐん上がり、ミニユニットによる作品も好セールスをマークしている。

 「レベッカ」は1984年にデビューした女性ボーカルバンド。91年に解散し、95年に阪神・淡路大震災復興ライブのため4年ぶりに再集結。今年は20年ぶりに再結成し、8月に横浜アリーナでライブを行い話題となった。

 返り咲きは白組が18年ぶりの「X JAPAN」、19年ぶりの近藤真彦(51)、2年ぶりの「ゆず」、紅組が9年ぶりの今井美樹(52)、14年ぶりの島津亜矢(44)、2年ぶりの高橋真梨子(66)の6組。

 総合司会は黒柳徹子(82)と有働由美子アナウンサー(46)、紅組司会は綾瀬はるか(30)、白組司会はV6の井ノ原快彦(39)が務める。

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