「HEAT」最終回視聴率は3・9%…終始苦戦、最終回も3%台

[ 2015年9月2日 10:00 ]

フジテレビ「HEAT」の主演を務めたAKIRA

 フジテレビ「HEAT」(火曜後10・00)の最終回(第9話)が1日に放送され、平均視聴率は3・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。

 第1話6・6%、第2話3・9%、第3話4・2%、第4話3・4%、第5話3・4%、第6話2・8%、第7話3・1%、第8話3・3%と推移。終始、苦戦した。

 第6話2・8%は、テレビ東京を除く民放のゴールデンタイム(午後7~10時)プライムタイム(午後7~11時)の連続ドラマで、今世紀最低を記録した2013年10月期のTBS「夫のカノジョ」の3・0%を下回った。

 全9話の平均は4・12%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出)。「夫のカノジョ」の全8話の平均3・87%は下回らなかった。

 主演を務める「EXILE」のAKIRA(33)演じる不動産会社のエリートビジネスマンが街の買収を図る不動産会社のエリートビジネスマンが情報収集のため、素性を隠して消防団に入団。消防活動を通じて人々を守る喜びを知る姿を描いた。総務省消防庁と東京消防庁による全面協力で制作。ドラマの後を描く映画「DRAGON」(仮題)の製作がオンエア開始前に決まった。

 共演は消防団のリーダー的存在の女性団員を演じる栗山千明(30)消防団を指導する消防士を演じる佐藤隆太(35)のほか、田中圭(30)菜々緒(26)小芝風花(18)「SMAP」の稲垣吾郎(41)ら。

 脚本は「ショムニ2013」などの丑尾健太郎氏、「スイッチガール!!2」などの大浦光太氏、「私と彼とおしゃべりクルマ」などの坪田文氏。演出は「アンフェア」などの小林義則氏、「ゴーストライター」などの佐藤源太氏。

 最終回は、タツヤ(AKIRA)が告発した市長・星乃(国広富之)の収賄容疑に、再開発準備組合の総会が騒然となる中、会場の別棟で火災が発生。改装工事中の作業場から上がった炎は勢いを増し、煙はタツヤたちのいる会場にも及び始める。タツヤと咲良(栗山)は避難を誘導するが、パニックに陥った組合員たちは出口扉に殺到。その中、通報を受けた消防団や、合田(佐藤隆太)ら消防隊が現場に到着する。その頃、出火元の建物で逃げ遅れた工事作業員を救おうとしていたタツヤは、完治していなかった腹の傷が開き、痛みと煙で動けなくなる…という展開だった。

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2015年9月2日のニュース