松本 中国の盗作疑惑に持論「関係ない国でパクりは悔しいかな」

[ 2015年3月22日 11:06 ]

「ダウンタウン」の松本人志

 「ダウンタウン」の松本人志(51)が22日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。日本の紅白歌合戦に当たる中国国営中央テレビの春節(旧正月)恒例番組「春節聯歓晩会」で今月18日夜に放送されたコントが、お笑いコンビ「アンジャッシュ」のネタを盗作したとの疑惑が持ち上がった件について持論を展開した。

 MCの東野幸治(47)から「ダウンタウンさんのお考えになったコントや漫才に似ているものがあったら?」と問われると、松本は「細かいこと言い出したら、気にし出したら、それはあるよ。でも、それ(パクり指摘)は言わんな」とコメント。

 「博多華丸・大吉」の博多大吉(44)は「後輩として言わせてもらうと、全部ですよ。全部、ダウンタウンさんがやっちゃったから」と何をやってもダウンタウンの“模倣”になってしまうと語った。フリップで大喜利を始めたのも松本が最初という。

 伝説的番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」(1991~97年)の企画が後にバラエティー番組に発展するなど、いい意味でマネされることについては、松本は「国内で盛り上がっていく分にはうれしかったりするけど、全然関係ない国で、まるでさも自分が作ったようにやられるのは確かに悔しいかな」とした。

 「春節聯歓晩会」は2012年に放送されたコントでも、アンジャッシュの盗作疑惑があった。

 今年のコントは男性が古着の買い付けに自宅を訪れた店員を娘との結婚の申し込みに来たと勘違いし会話がすれ違っていく内容。放送後、インターネット利用者らが、そば店の店員を娘の婚約者と誤解するアンジャッシュの作品と設定や展開が似ていると指摘し、盗作疑惑が拡大。共同電によると、疑惑について出演者は中国紙に「知らない。ネットの評価は見ていない」と話している。

 別のコントが韓国の作品と酷似しているとも指摘されている。短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」には「恥知らずだ」「なぜいつもこのコンビをまねる」などの書き込みがあった。

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2015年3月22日のニュース