日テレ3年ぶり年間視聴率3冠!レギュラー番組好調、視聴習慣に

[ 2014年12月28日 09:20 ]

日本テレビの年間視聴率3冠を支えた「笑点」のメンバー(左)「世界の果てまでイッテQ!」からイモトアヤコ(右上)「行列のできる法律相談所」から大渕愛子弁護士(右下)

 日本テレビは29日、2014年の年間視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)がゴールデン(午後7~10時)プライム(同7~11時)全日(午前6時~翌日午前0時)の各時間帯でNHK・民放を通じて首位になり、3年ぶりに「3冠」を達成したと発表した。

 全日は8・4%で、昨年に続いて1位。ゴールデンが12・6%、プライムが12・5%で、昨年2位から1位を奪回した。

 日曜夕から夜の「笑点」「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」が毎週20%前後と圧倒的な強さ。

 朝の情報番組「ZIP!」も“王者”フジテレビ「めざましテレビ」を猛追し「めざまし」を上回ることも。9月1日には番組歴代最高12・5%を記録した。「news every.」第3部は度々10%を超え“夕方のニュース戦争”を制した。

 ドラマは4月クール「花咲舞が黙ってない」が期間平均16・0%、10月クール「きょうは会社休みます。」が期間平均16・0%とヒットした。

 同局編成部は「この1年はそれぞれのレギュラー番組が本当に頑張りました。見たい気持ちにどうしたら答えられるのか、番組を楽しんでもらうにはどうしたらよいのか、それぞれの番組が真剣に考え努力した結果が、日本テレビを楽しんでいただく習慣となり、多くの皆さまからありがたいご支持をいただきました」と分析した。

 大久保好男社長は「日本テレビを見てくださった多くの視聴者の皆様、誠にありがとうございました。また応援してくださった番組スポンサー各社、番組制作にご協力いただいた関係各社に深く感謝申し上げます。2014年は最高の結果を出すことができました。引き続き、2015年もより良い番組を放送すべく力を尽くしてまいります」とコメントした。

 2004~10年まで7年間はフジテレビが3冠。11年は日本テレビが8年ぶりに3冠。12年は日本テレビがゴールデン・全日、テレビ朝日がプライムで首位。13年はテレビ朝日がゴールデン・プライム、日本テレビが全日で首位だった。

 視聴率の集計は1週間単位のため、2014年の年間視聴率は13年12月30日~14年12月28日が対象。

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