大島優子 “卒業式”飛び入り「高校生にはちょっとハレンチだったかな」

[ 2014年3月13日 05:30 ]

浦和南高校でサプライズのミニライブを行ったAKB48の大島優子(中央)ら

 AKB48が12日、公立高校の卒業式の予行演習に飛び入りし、高校生たちを大喜びさせた。

 サプライズ訪問したのは、13日に卒業式が行われる「さいたま市立浦和南高校」。前日の予行演習で全校生徒約1000人が体育館に集まっていた。

 その練習が一段落したタイミングで、同校の吹奏楽部が「卒業生に送る歌」としてAKBの新曲「前しか向かねえ」を演奏。すると、壇上の幕が開いて大島優子(25)高橋みなみ(22)ら16人が突然登場。本物のAKBが同曲を歌いだすと、椅子に座っていた生徒たちは驚きのあまり「ウォーッ」「ギャー」などと校外まで響くような叫び声を上げた。立ち上がって舞台へ突進してくる生徒たちの勢いに、高橋が「みんな一歩ずつ後ろに下がろう!」と呼び掛ける一幕もあった。

 歌声がかき消されるほどの騒ぎの中、計3曲を熱唱。国立競技場公演での卒業セレモニーを2週間後に控えている大島は「新生活に入る皆さん!一緒に前を向いて頑張りましょう。卒業おめでとう」と祝辞を述べた。

 このサプライズ演出を考えたのは石川秀雄校長(56)。3年生320人への卒業プレゼントとして準備を進めていたもので「メンバーから何かメッセージをいただけないか」という手紙を知人を介して日本テレビへ送り、AKBの冠番組「AKBINGO!」の企画として実現した。3年生から歓喜の“校長コール”を受け「感激しました。生徒たちが喜んで何より」と目を細めた。

 壇上を下りた大島は取材に「門出を祝えてうれしい」と笑顔。秋葉原の専用劇場より近い距離で生徒たちから見上げられたことに「何度もジャンプして歌ったから(裾がまくれた)スカートが気になっちゃって。高校生にはちょっとハレンチだったかな」と笑った。この模様は25日の「AKBINGO!」(深夜0・59)で放送される。

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2014年3月13日のニュース