たけし「森繁さん目指す」田村正和から67歳誕生日祝い

[ 2014年1月10日 05:30 ]

松本清張二夜連続ドラマスペシャルの制作発表で田村正和(右)から誕生日祝いの花束を贈られ照れるビートたけし

 テレビ朝日の「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 昭和の二大未解決事件」(18、19日後9・00)に主演する田村正和(70)とビートたけし(66)が9日、東京・六本木の同局で制作発表会見を行った。

 田村が第一夜「三億円事件」、たけしが第二夜「黒い福音~国際線スチュワーデス殺人事件~」に主演。共演シーンはないため、この日は02年のTBSドラマ「明智小五郎対怪人二十面相」以来12年ぶりの再会で、田村は「ドラマでご一緒したことが誇らしい思い出」と笑顔。たけしは当時を振り返り、「現場での待遇に差があった。俺は屋根に乗せられたりスタントみたいなことばっかりで、スタッフに文句を言った」と愚痴をこぼして笑わせた。

 映画監督としても活躍するたけしは、田村を主演に監督作を撮るならどんな作品かと聞かれ、「5、6歳の少女を20年間軟禁して悪い限りを尽くし、最後に捕まる役がいい」とニヤリ。田村はイメージとかけ離れた凶悪犯人役オファーにも、即「乗ります」と“快諾”した。

 たけしは18日が誕生日で、田村から花束を贈られ「いつまでもお元気で」と祝福された。ただ、年を重ねても老け込む気はないようで「タモリもそろそろ引退を考えているらしいし、“次はおまえの番”と言われるけど、“嫌だ”と言っている。嫌なジジイで、森繁(久弥さん、96歳で09年没)を目指す」と“たけし節”で抱負を語った。

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