宮崎駿監督引退 惜しむ声多数  感謝も続々

[ 2013年9月3日 06:00 ]

引退する宮崎駿監督

 世界を代表するアニメーション映画の巨匠・宮崎駿監督(72)の長編映画作品引退発表から一夜明けた2日、東京都小金井市のスタジオジブリには、引退を惜しむファンの声が多数寄せられた。

 ジブリによると、同日朝から電話やメールで「やめないでほしい」と監督を続けるよう願う意見のほか、「これまで素晴らしい作品を作ってくれてありがとうございました」と、宮崎監督に感謝する声が続々と寄せられた。件数は把握していないという。

 一方、ジブリの世界を体感できる「三鷹の森ジブリ美術館」(東京都三鷹市)でも、多くのファンが早い引退を惜しんだ。岡山県倉敷市から社員旅行で訪れたという5人組は、自由行動での来館だといい「1カ月ほど前に事前予約をしていたので、このタイミングでの引退宣言にビックリした」(30歳・女性)。東京都調布市に住む男性会社員(51)は「引退は残念ですが、別フィールドでの活躍を楽しみにしています」と話した。

 日本テレビでは6日の「金曜ロードSHOW!」(後9・30)の予定を急きょ変更し、「紅の豚」(92年)を放送することが決まった。

続きを表示

2013年9月3日のニュース