父は元阪急エース!芹香斗亜は“天海祐希以来の逸材”

[ 2013年6月7日 11:04 ]

「フォーエバー・ガーシュイン」で熱演する芹香斗亜

 宝塚花組期待の星、芹香斗亜が6日、宝塚バウホールで初主演する「フォーエバー・ガーシュイン」(7日初日)の舞台稽古に臨んだ。

 芹香は、元阪急のエース、山沖之彦氏(53)と元月組男役・白川亜樹こと木綿子夫人(53)の長女。入団当初から注目されてきたが、男役として成長著しく、入団7年目で初主役をゲット。初々しい素顔と裏腹な父譲りのりりしい男役姿は“天海祐希以来の逸材”との呼び声も高く、公演のチケットは発売初日に完売する人気。

 天才作曲家ジョージ・ガーシュインに扮した芹香は、オープニングから燕尾服姿で格好よく登場。ピアノの腕前も披露するなどマルチな才能も見せつけた。「自分の力以上のものを求められているようで」と謙遜しながらも、大役を堂々と演じきり、大器の片りんをうかがわせた。

 ◆芹香 斗亜(せりか・とあ)1月20日神戸市生まれ。神戸海星女子学院中学出身。07年初舞台。星組に配属。恵まれた長身で新人公演主演など早くから期待される。12年花組へ。「オーシャンズ11」などで好演。1メートル73。愛称・キキ。

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2013年6月7日のニュース