テリー伊藤 松井氏にダメ出し「もっといい球投げてくれよ~」

[ 2013年5月6日 06:00 ]

東京ドーム前でインタビューに答えるテリー伊藤

 おめでとう!ミスター、ゴジラ――。長嶋、松井両氏の国民栄誉賞授与式が行われた東京ドームに5日、G党芸能人が多数駆け付けた。テリー伊藤(63)は始球式での松井氏に「もうちょっといい球投げてよ」と苦笑いを受かべ、徳光和夫フリーアナウンサー(72)はテレビ中継の解説中に感極まって何度も涙を流した。2人以外にも交友のある俳優、タレントらが祝福コメントを寄せた。

 いや~、いいものを見せてもらいました。泣けました。良かったです。ミスターのあいさつでは涙ぐんでしまいました。声もはっきりしていて、背筋もピンと伸びてかっこよくて。

 王さんの花束贈呈のシーンも感動した。王さんもホッとしているんじゃないかな。これまで、ミスターと野球を発展させてきて、自分だけ国民栄誉賞をもらっているから、ミスターももらって喜んでいるでしょう。

 ミスターは自分の人生にはなくてはならない人。目をケガして入院していた時もミスターのホームランで励まされたし、引退試合も見に行った。大学を卒業し、社会に出て一時プータローになった時期があったが、ミスターも(監督を解任された後の)浪人時代でね。「ミスターも今、苦しいから、俺も頑張ろう」と思えた。僕だけでなく、僕らの世代はみんなそうじゃないかな。ミスターに元気や勇気をもらってきた。今だって、みんないい時ばかりじゃない。病に倒れた人だっている。でも、きょうのミスターの姿にまた励まされた。

 松井の気遣いも良かったね。ミスターを終始気遣って、王さんや衣笠さんにも気遣いを忘れず、松井らしい。これから自分が将来的に恩返ししていこうという思いが強く出ていた。ミスターからはバッティングだけでなく、ファンに対するサービスも学んだのだと思う。あんなにいい師弟関係は今までのプロ野球になかったよね。

 でも、始球式は松井、もうちょっといい球投げてくれよ~(笑い)。ミスターも打つつもりだったでしょ。最後ミスターにちょっと怒られてたよね。歴史的なシーンを見られました。(談)

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2013年5月6日のニュース