「森さんに見てほしい」堂本光一 天国に捧げる「SHOCK」

[ 2012年11月19日 16:24 ]

堂本光一の主演舞台「Endless SHOCK」の製作発表

 「KinKi Kids」の堂本光一(33)が19日、来年2、3月の主演舞台「Endless SHOCK」(東京・帝国劇場)の製作発表を都内のホテルで行い、今月10日に亡くなった女優の森光子さん(享年92)へ舞台の成功を誓った。

 堂本は、親交の深かった森さんについて「亡くなられたのが信じられない。自分としてもどう受け止めて良いか」と複雑な胸の内を明かし、「その答え、思いというものをステージの上で見つけていきたい」と話した。冒頭に5分ほど森さんを偲ぶ映像が流れると、スクリーンをじっと見つめ、神妙な面持ちで故人との思い出を振り返っていた。

 舞台に懸ける強い思いが、お互いの気持ちを結んでいた。「放浪記」で2017回の主演記録を持つ森さんは、12年に渡って単独主演で「SHOCK」の公演を重ねる堂本のプロ意識を高く評価。舞台の節目には駆けつけるなど親交を深めてきた。公開された最後の写真も同舞台のチラシを高々と掲げた姿だった。

 堂本は「森さんは舞台に命を懸けてきた方。僕なんかが言葉にして継承していくことはできないが、思いを自分の中に持っていきたい」と強い決意を語り、来年に迎える1000回目の公演を「見て下さってほしい」と天国へ呼びかけた。

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2012年11月19日のニュース