金子哲雄さん通夜“自身プロデュース”小沢氏も来た

[ 2012年10月5日 06:00 ]

金子哲雄さんの通夜が営まれた東京タワーを望む心光院

 肺カルチノイドのため2日に41歳で亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄(かねこ・てつお)さんの通夜が4日、東京・東麻布の心光院で営まれた。

 生前、大好きだった東京タワーのそばにある同所をお別れの場所に自ら選んだ。「タワーを見るたびに思い出してもらいたい」という思いからだった。弔問客には「第二の現場で(中略)おトクなネタを探して、歩き回り、情報発信を継続したい所存です」と生前に自分で書いた会葬御礼状が配られた。「にぎやかな葬式にしたい」と8月下旬から式場選びを始め、遺影、棺、お清めの食事など自分で選んだ。遺影は4月に撮影したもので、大好きなオレンジ色のネクタイにめがね姿。棺の中の金子さんも同じ格好をしているという。

 フジテレビ「ホンマでっか!?TV」で共演した教育評論家の尾木直樹氏や軍事評論家のテレンス・リー氏ら約700人が弔問に訪れ、病気のことを知らされていた内科医のおおたわ史絵さんは「よく1年4カ月(の闘病を)頑張ったと思う」と話した。金子さんが小沢政治塾の塾生だった縁で新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の姿もあった。葬儀・告別式は5日、同所で営まれる。

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