“悪女”沢尻エリカ「自分と重なる部分思い当たらない」

[ 2012年4月12日 06:45 ]

TBS「悪女について」で貧しい少女時代から3人の男性を翻ろうした女性実業家を演じた沢尻エリカ。40歳の頃

 女優の沢尻エリカ(26)が5年ぶりのテレビドラマをこのほどクランクアップした。

 TBSのスペシャルドラマ「悪女について」(30日後9・00)で、男性を翻ろうする女性実業家を演じ切った。「(自身と役柄が)重なる部分は思い当たらなかったけれど、ナチュラルに演じました」と笑顔で話した。

 原作は故有吉佐和子さんの同題小説。男性との関わりからばく大な富を得たものの、謎の死を遂げた女性の半生を描く。演じたのは、15歳から死亡する40歳まで。少女時代の純粋無垢(むく)な表情から「魔性の女」と呼ばれるまで多様な顔を披露した。

 「うちの子にかぎって…」「パパはニュースキャスター」など多数のヒット作を手掛けた同局のプロデューサーで、取締役の八木康夫氏(60)が「この役を演じられるのは沢尻さんしかいないと思った」と出演依頼。沢尻も「人の印象って人それぞれ。原作に興味を持ちました」と張り切って挑んだ。

 テレビドラマは“別に騒動”以前の07年4月のフジテレビ「1リットルの涙 特別編~追憶~」以来。3週間の撮影を終え、「和気あいあいでできました。うれしいです」と声を弾ませた。

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