妻夫木聡「こんなにいるとは思わなかった 戸惑っている」

[ 2011年6月12日 17:28 ]

12日、中国・上海市内で行われた「2011上海・日本映画週間」の開幕式に出席した(左から)李相日監督、妻夫木聡、吹石一恵さ

 日本でヒットした映画11作品を中国で紹介する「2011上海・日本映画週間」の開幕式が12日、上海市内で行われ、上映作品「悪人」の主演男優、妻夫木聡、李相日監督らがゲストに招かれた。映画週間は18日まで。

 妻夫木は上海でも人気があり、会場周辺には100人を超える中国人ファンが詰め掛けた。妻夫木は「自分のことを知っている人がこんなにいるとは思わなかった。戸惑っている」と話すと、ファンから大きな歓声が湧いた。

 妻夫木は「日本映画の泥臭さを中国の人に感じてもらいたい」と呼び掛け「一つのアジアとして、もっと大きなものをつくっていければと考えている」と強調、日中などが協力して新たな映画づくりを進めていくことに意欲を示した。

 開幕式には崔洋一監督、女優の吹石一恵らも出席した。上海・日本映画週間は日中映像交流事業の一環として開催が決まった。(共同)

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2011年6月12日のニュース