菅原文太 避難所を訪問、被災者を激励

[ 2011年6月6日 06:00 ]

宮城県丸森町に避難している福島県浪江町や南相馬市の住民を訪問した松本防災相(左)と菅原文太

 松本龍防災担当相は5日、東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町や南相馬市から宮城県丸森町の廃校に避難している住民らを訪問し、環境の良いホテルや温泉旅館などへ2次避難するよう要請した。

 松本氏は「これから暑く、雨も多くなる時期。2泊3日でも温泉旅館などに行って体を休めてほしい。費用は国がみる」と説明した。避難所には宮城県出身の俳優菅原文太(77)も同行。記念撮影などに応じて被災者を激励した。

 避難所の主婦佐藤英子さんは「小学3年の娘の同級生がたくさんいるので、ここを離れるのはためらってしまう。短期間の避難であれば気分転換になるかもしれない」と話した。

続きを表示

2011年6月6日のニュース