3・11後、高まった結婚願望…「1人だと不安」「安心したい」

[ 2011年5月26日 09:30 ]

 “フランス婚”を続けていた歌手の夏木マリ(59)とパーカッション奏者の斎藤ノヴ(60)が、今月に入り婚姻届を提出。東日本大震災で人との絆や家族の大切さを実感し、「きちんと籍を入れようと考えたようです」(関係者)という。

 震災後は結婚相談所への入会者が増えており、結婚情報サービス「オーネット」(東京都品川区)は4月の資料請求数が前年同月比で約12%増。中でも女性からの問い合わせが多いという。震災後、会員同士が結婚して退会していくケースも多く、4月は前年同月比で18.1%伸びた。

 「ノッツェ」で知られる結婚相談サービス大手「結婚情報センター」(東京都中央区)の郡山支店では、震災後に入会者が2倍増えた。

 女性が多く、面談では「1人だと不安」「結婚して安心したい」という声が聞かれるという。

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2011年5月26日のニュース