慈善公演で植村花菜、熱唱!武田鉄矢は「3年B組!」

[ 2011年5月15日 06:00 ]

大阪の震災チャリティー公演で歌う植村花菜

 東日本大震災支援チャリティーコンサートが14日、大阪府吹田市の「万博記念公園」で開かれ、17組のアーティストが参加した。

 弾き語りでヒット曲「トイレの神様」など2曲を熱唱した植村花菜(28)は16年前、兵庫県川西市で阪神大震災を経験。「震災の恐ろしさや復興の大変さはよく分かる」と語り、「でも、諦めず生きていれば、いつか心から笑える日が絶対来る」と被災地にエールを送った。

 「海援隊」のステージでは、武田鉄矢(62)が「人という字は支え合っているんだねえ」と、主演ドラマの名ゼリフで復興への思いを表現。「3年B組!」と呼びかけると、「金八先生~!」と観客が返し、「贈る言葉」を大合唱するなど場内が一体となった。

 大友康平(55)は、仙台市で被災した作家の伊集院静氏から届いたメッセージをもとに作った新曲「ハガネのように花のように」を初披露した。「起きてしまったことを風化させてはいけない。歌で語り継ぎたい」と強い決意を語った。

 コンサートには、1万5000人を超える観客が来場。入場料は義援金として全額寄付される。

続きを表示

この記事のフォト

2011年5月15日のニュース