上原美優さん通夜 最愛の母と同じ斎場で 芸能界の弔問は断る

[ 2011年5月15日 06:00 ]

死去した上原美優さん

 12日に東京都目黒区の自宅マンションで首をつって死亡しているのが見つかったタレントの上原美優(うえはら・みゆ、本名・藤崎睦美=ふじさき・むつみ)さん(享年24)の通夜が14日、実家がある鹿児島県種子島の斎場で営まれ、親族、友人らが弔問に訪れた。

 斎場は、昨年3月に心筋梗塞のため死去した母・藤崎イチ子さんの葬儀と同じ会場。

 祭壇には、上原さんの明るい性格を表現するように黄色いひまわりや赤いバラなどの花が飾られた。中央でほほ笑む遺影は、09年5月に出版した自叙伝「10人兄弟貧乏アイドル☆私、イケナイ少女だったんでしょうか?」用に撮り下ろした1枚で、家族が選んだものという。

 上原さんの棺はこの日正午すぎ、フェリーで種子島に到着。霊きゅう車がフェリーの貨物室の中まで入り、久男さんを助手席に乗せて実家に向かった。関係者によると、芸能界の友人からも弔問の問い合わせがあったが、密葬のため供花も含め丁重に断ったという。葬儀・告別式は15日午前10時から、同所で営まれる。

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2011年5月15日のニュース