復興へ祈り…黒木瞳主演舞台で席上揮毫「共に生きる」

[ 2011年3月22日 06:00 ]

 女優の黒木瞳主演公演「取り立てや お春」を上演中の大阪松竹座で21日、ダウン症の書家、金沢翔子さん(25)による「席上揮毫(きごう)」が行われた。

 金沢さんは5歳から書家の母・泰子さんのもとで書道を学び、ダイナミックな作品が注目されている。金沢さんの活躍に感動した黒木が、同公演のポスターの題字の揮毫を依頼。この日の席上揮毫も実現し、震災復興への祈りを込めて、集まった約100人を前に縦約1・8メートル、横約3・9メートルの紙に「共に生きる」と力強く書き上げた。

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2011年3月22日のニュース