福岡コレクション開催 華やかな舞台、震災支援も

[ 2011年3月20日 19:50 ]

 福岡のブランドなどを国内外に発信する「福岡アジアコレクション(FACo)」が20日、福岡市内で開かれた。ショーには押切もえやスザンヌら人気モデルが多数参加、会場では東日本大震災の被災地に向けて福岡県内の大学生が募金活動を実施した。

 FACoには13の地元ブランドのほか、韓国とベトナムのブランドも参加。会場に大音量で音楽が響き、華やかな衣装のモデルがステージに登場すると大きな歓声が上がった。歌を披露したタレントのベッキーは「がんばれ東北、負けるな日本」と呼び掛けた。

 若い女性ら約7300人がショーやライブを楽しみ、山口県宇部市の大学1年生坂田裕美さん(19)は「モデルさんは細くて洋服もかわいい。会場が一つになっている感じがする」と話した。

 出展者や参加者などからも義援金が寄せられた。福岡商工会議所の末吉紀雄副会頭は「被災地は厳しい生活が続く。応援を続けたい」と訴え、麻生渡福岡県知事も「九州ががんばり日本経済を支え、復興を図る先頭に立たないといけない」と呼び掛けた。

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2011年3月20日のニュース