横澤さんに約600人が最後の別れ

[ 2011年1月15日 06:00 ]

横澤彪三の出棺を見送る(左から)山崎努、栗原小巻、清水よし子、山田邦子、渡辺正行、島崎俊郎、野々村真

 8日に肺炎のため73歳で死去したフジテレビの元プロデューサー横澤彪(よこざわ・たけし)さんの葬儀・告別式が14日、東京・池上本門寺で営まれ、約600人が弔問に訪れた。

 横澤さんと家族ぐるみの付き合いだった俳優・山崎努(74)と女優・栗原小巻(65)、友人代表として中本逸郎サンケイビル会長の3人が、豪快に笑う横澤さんの遺影を前に弔辞。中本氏は「数カ月先に生まれる初孫が見られず、さぞ残念でしょう」と、横澤さんが長男夫妻の出産を楽しみに待っていたことを明かし、弔問客の涙を誘った。

 出棺時には「初代いいとも青年隊」の野々村真(46)が霊きゅう車に向かって「横澤さん、ありがとうございました!」と絶叫。“横澤ファミリー”の山田邦子(50)も「ありがとうございました!」と続いた。昨年秋に所属事務所で会ったという山田は「ご自分もがんなのに、私のがんを心配して“元気か?”と声をかけてくださって…」と悲痛な表情で語った。

 「ひょうきん懺悔(ざんげ)室」の神様役だったブッチー武者(58)は、前日の通夜の喪服から一転、白塗りにオレンジ色のローブという“神様コスチューム”で弔問。「笑いで楽しませてくれた横澤さんにマルです」と、両手で大きなマルを作り追悼した。片岡鶴太郎(56)、沢口靖子(45)、古舘伊知郎キャスター(56)、元フジテレビアナウンサーの長野智子キャスター(48)、河野景子さん(46)らも弔問した。

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