11年ぶりの今井美樹「お話をいただいた時は丁重にお断りしたんですが」

ドラマ「冬のサクラ」制作発表会見に出席した今井美樹

　１６日スタートの連続ドラマ「冬のサクラ」（ＴＢＳ系、日曜後９・００）の制作発表会見が横浜市の緑山スタジオで１１日に行われ、主演の「ＳＭＡＰ」の草なぎ剛（３６）のほ

か、今井美樹（４７）ら出演者が登場した。

　ピュアなガラス細工職人を演じる草なぎは「切なくて何か心に訴えかけてくるものがある、ステキなラブストーリー。萌奈美さん（今井）と２人のシーンは本当にキレイで、それと東京での怖いシーンがどう絡んでくるのか」とオンエアを楽しみにしている様子。

　今回は雪の中のシーンなど寒い中での撮影も多いが「“寒いところではエネルギー補給しとかないとダメだよ”って今井さんがいつも僕の体を気を遣ってくれて。今井さんは甘いものをいつも携帯しているので、それで栄養補給して、寒い中でも撮れています」と話した。

　一方、今井は００年１月クールの「ブランド」（フジテレビ）以来、１１年ぶりの連ドラ出演。「お話をいただいた時は丁重にお断りしたんですが、久しぶりのドラマで、とても緊張して毎日過ごしている。自分の年齢のリアリティも感じることもでき、ほのかな恋心も味わえている。最初は役作りも手探りでやっていたんですが、草なぎさんの祐さんが本当に素晴らしくて、この祐さんがひかれていく萌奈美ってどういう人なんだろうって思えてからは少し肩の力が抜けた」と手ごたえを口にした。

　「冬のサクラ」は山形で暮らすこれまで一度も恋をしたことがないガラス細工職人・稲葉祐（草なぎ）が交通事故で記憶を失った女性・石川萌奈美（今井）と出会い、実は東京に夫も子どもいる身の萌奈美と惹かれあっていく珠玉の純愛ラブストーリー。主題歌はドラマのために書き下ろした山下達郎のバラード「愛してるって言えなくたって」。１６日放送の初回は２０分拡大版。