決め手は女性人気　ＡＫＢ板野友美、来年１月ソロデビュー

ライブで熱唱する板野友美

　人気アイドルユニット「ＡＫＢ４８」の板野友美（１９）が来年１月にソロデビューすることが決まった。１１日、都内で行われた１８枚目のシングル「Ｂｅｇｉｎｎｅｒ」リリース記念握手会を兼ねた「ＡＫＢ４８　ネ申テレビ　シーズン５」（ＣＳ放送ファミリー劇場）の収録で発表された。

　板野は「夢を叶えるチャンス」と１万８０００人の大観衆を前にあいさつ。１月２６日にリリースするソロデビューシングル「Ｄｅａｒ　Ｊ」を「ダンスナンバーで新しい感じ」と説明した。

　メンバーにも知らされていなかったため、場内に流れたプロモーションビデオを見た高橋みなみ（１９）は「びっくりした。かっこよくて、めっちゃアーティストみたい」と目を丸くした。大島優子（２２）も「ともちんの夢はソロデビューだったので、夢が叶ってうれしい」とエールを送った。

　現在のメンバーでは初めてのソロデビュー。発売元のキングレコード関係者は板野のソロデビューついて「女性ファンが１番多い。ツンデレでかわいらしいキャラクターが受けている」と男女ともに絶大な支持を集めていることを挙げた。

　デビューシングル「Ｄｅａｒ　Ｊ」は曲名と作詞をプロデューサーの秋元康氏が担当。安室奈美恵（３３）やＢＯＡ（２４）を好む板野の意向をくんでクラブミュージックのテイストを取り入れたアップテンポなダンスナンバーになっている。

　今後はＡＫＢ４８に所属したまま、ソロ活動を平行して行う。来年１月下旬にＳＨＩＢＵＹＡ－ＡＸで予定されている「リクエストアワー　セットリストベスト１００」でファンにお披露目される可能性もあるという。