「007」や「ロッキー」の米MGMが破産法申請

[ 2010年11月4日 01:00 ]

 「007」シリーズや「ロッキー」などで知られる米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)は3日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請した。

 最近はヒット作に恵まれず、業績悪化に歯止めがかからなかった。ハリウッドの黄金時代を築いたMGMは今後、新興の映画会社と組んで早期再建を目指す。MGMは先月、再建計画を債権者が了承したと発表していた。
 米投資ファンドとソニーなどが2005年にMGMを買収。ソニーはMGMに20%を出資しているが、すでに損失処理を終えている。(共同)

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2010年11月4日のニュース