押尾被告に代金未払い車の引き渡し命令

[ 2010年10月30日 06:00 ]

 裁判員裁判で保護責任者遺棄など4つの罪で懲役2年6月とされた元俳優押尾学被告(32)=東京高裁に控訴=に対し、外国車の分割購入代金の未払いが続いているとして、名古屋市の信販会社が車の引き渡しと約630万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、請求をすべて認めた。

 押尾被告が代理人の弁護士を付けず、請求内容に対する答弁書なども提出しなかったため、争わないとみなされた。判決によると、押尾被告は信販会社と08年、メルセデス・ベンツのステーションワゴン(約950万円)の立て替え払いや連帯保証を依頼する契約を結んだ。毎月約15万円を返済することになっていたが、今年2月分以降は未払いだった。

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2010年10月30日のニュース