着地失敗でボキボキ…オードリー春日が左足骨折

　お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰（３０）が１９日に行われたＴＢＳのクイズ番組「オレたち！クイズＭＡＮ」（日曜後８・００）の収録で左足を骨折していたことを２０日、同局が発表した。クレーンで宙づりにされ、３メートルほどの高さから厚さ１・２メートルのクッションに降りた際、着地に失敗した。現在、都内の病院に入院中で、仕事復帰には７～１０日を要するという。

　骨折したのは左足のすねとくるぶしの２カ所。タフそうにみえる春日もケガの瞬間、「痛い！痛い！」と顔をゆがめて訴えたという。
　ＴＢＳによると、番組企画「オードリーのスタントマンの仕事に一日入門クイズ」のため、１９日、スタントマンの指導のもと、神奈川県相模原市でスタントマンの仕事を体験しながらクイズを出題するロケを行った。スタント内容はクレーン車からつるされたワイヤで宙づりになった春日が、高さ２メートルほどの小屋から空中に脱出。放物線を描いて最高到達点約３メートルの高さから、厚さ１・２メートルのクッションに着地するというものだった。
　午後４時ごろ、スタントマンの手本を見た後、春日がリハーサル。背中から落ちる予定だったのが、足から着地した上、前のめりに倒れてしまった。すぐに痛みを訴えたため、同行していた看護師の応急処置後、ロケ車に乗って同市内の病院に搬送。診察の結果、すねとくるぶしの２カ所の骨折と診断され、同日中に都内の病院に移り入院した。
　復帰まで７～１０日かかる予定。全治の期間は不明。２１日以降の仕事に関しては、相方の若林正恭（３１）が１人で出演する。オードリーは昨年９月にも、２人がインフルエンザに感染し番組出演を見合わせるなどした。
　ＴＢＳは「関係各所の皆様に大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。今後このような事故が起こらないように番組制作上の安全管理をさらに徹底していく所存です」とコメント。事前に番組スタッフによるシミュレーション２回とスタントマンによるテストを行うなど、安全を十分確認していたとしている。