スラム出身子役 ギャラや印税で収入1300万円ナリ

[ 2010年1月14日 14:54 ]

ルビナ・アリちゃん

 米アカデミー賞で作品賞など8部門を制した英映画「スラムドッグ$ミリオネア」に出演したインドのスラム出身の人気子役ルビナ・アリちゃん(10)が、次作映画への出演や自伝出版に伴う印税などで、総額約14万5000ドル(約1300万円)を手にすることになったとAP通信が14日伝えた。

 恋愛コメディー映画への出演が決まったアリちゃんの出演料は約3万2000ドル(約357万円)。出版社によると、アリちゃんは自伝出版に際し出演料を受領したほか、14カ国語に翻訳され10万部以上売れているという自伝本の印税として、今後少なくとも8万1000ドル(約903万円)を手にすることになる。
 「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督が設立した基金などはアリちゃんにアパートを贈ることを既に決定。アリちゃんは奨学金も受け取ることになっているが、芸能活動に忙しく学校は欠席しがちという。(共同)

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2010年1月14日のニュース