アニメ大賞に鳩山首相夫妻も見た「サマーウォーズ」

[ 2009年12月3日 19:02 ]

 文化庁は3日、国内外の優れた漫画やアニメなどを表彰する2009年度メディア芸術祭賞を発表、アニメーション部門の大賞に映画「サマーウォーズ」(細田守監督)を選んだ。

 地方都市の大家族が世界の危機に立ち向かうストーリー。観客100万人以上を動員し、鳩山由紀夫首相と幸夫人も観賞した。美しい映像は審査委員から「手描きアニメの最高峰」と評価された。
 マンガ部門の大賞は、中世の北欧を舞台にバイキングの戦乱を描いた幸村誠さんの「ヴィンランド・サガ」。エンターテインメント部門はミュージックビデオ「日々の音色」(ナカムラマギコ氏ら)、アート部門は米国人芸術家の作品をそれぞれ大賞に選んだ。
 昨年度のアニメーション部門の大賞「つみきのいえ」は、今年2月に米アカデミー賞を受賞。13回目の今回は過去最多の2592作品の応募があり、海外からも53カ国・地域の作品が集まった。
 受賞作を含む約180作品は、来年2月3~14日に国立新美術館(東京都港区)で展示、上映される。

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2009年12月3日のニュース