宮沢りえ　セイウチの母の姿に感動「私ももっと…」

ドキュメンタリー映画「オーシャンズ」のナレーション収録に臨んだ宮沢りえ

　女優宮沢りえが、世界の海で生き物たちの姿をとらえたフランスの大型ドキュメンタリー映画「オーシャンズ」（来年１月２２日全国公開）で、日本語吹き替え版のナビゲーターに起用され、東京都内でナレーション収録を公開した。

　製作費７０億円、４年の歳月をかけ、世界約５０カ所で撮影された迫力の映像に、宮沢は「地球にはまだまだこんな世界があったんだなぁと驚いて、すごく希望がわきました」と圧倒された様子。
　セイウチの母親が、子どもを静かに抱き締めるように泳ぐシーンが好きという宮沢は「慈愛に満ちあふれている光景で、私にはもっと育てるべき心があるんだなと思いました」と母親の表情に。
　５月の長女出産について「人生にいろんな感動がありましたが、それを全部ひっくるめても味わったことのない感動。（長女の）成長のスピード、密度に驚き、発見の毎日で、それが一番の喜びです」と語った。