別所哲也が結婚へ、待望の第1子が先月誕生

[ 2009年8月3日 06:00 ]

近く結婚することを発表した俳優の別所哲也

 俳優の別所哲也(43)が近く結婚することを2日、会員限定のオフィシャルサイトで発表した。相手は日系アメリカ人の会社役員で、7月16日に第1子を授かっていた。女性についての詳細や赤ちゃんの性別などは明かしていないが、3日午前、都内で報告会見に臨む。

 「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」など最近は舞台を中心に活躍し、得意の英語を生かした司会業などでもおなじみの別所が、今月31日の誕生日を前に結婚を公表した。
 「応援してくださっている皆様へ」と題したメッセージによると、出会いは20年前。場所はデビュー作となったハリウッド映画「クライシス2050」(公開は1990年)の撮影で渡った米ロサンゼルスだった。「現地で何かあったらと、紹介された日系アメリカ人のご家族の娘さんでした」と明かしている。
 女性は当時、UCLAの大学生。卒業とともに日本で就職し、現在は役員。「何かあるごとに、互いの生きる道を話し合える、最良の存在でした」とつづっている。
 20年という長い時間をかけて愛をはぐくみ、ベビーも授かった。安定期を迎えた後に正式に発表する予定だったというが、女性が7月16日に早産。「超未熟児で」生まれたため、現在はNICU(新生児集中治療室)で、医師や看護師が24時間態勢でケアしている。
 別所は「子供は、退院できる数カ月後まで、まだまだ油断できませんが、一生懸命、命の炎を燃やしています」と現状を報告しながら「新しい命が、無事成長できることを温かく見守っていただけたら、こんなにうれしいことはありません」と父親としての責任感も強くにじませている。
 近く婚姻届を提出する予定という。

 ◆別所 哲也(べっしょ・てつや)1965年(昭40)8月31日、静岡県出身の43歳。慶大法学部卒。大学4年生だった87年、ミュージカル「ファンタスティックス」に主演でデビュー。チャールトン・ヘストンらが出演した映画「クライシス2050」(90年)では日本人青年役に800人の中から選ばれ銀幕進出。映画「波の数だけ抱きしめて」(91年)、TBSドラマ「魔女の条件」(99年)などにも。短編映画好きで、同年から「ショートショートフィルムフェスティバル」を主宰、毎年開催。1メートル86。

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2009年8月3日のニュース