「日本を元気に」吉本が町おこしに景気回復!

[ 2009年4月21日 06:00 ]

 吉本興業と大手パチンコメーカー「京楽産業・株式会社」が設立した「KYORAKU吉本・ホールディングス株式会社」が地域密着型の情報番組「このへん!!トラベラー」をスタートすることになった。東京、大阪、福岡など全国5地区で放送。各エリア担当の芸人が地元の魅力を徹底的に紹介、町おこしにひと役買う。新たなエンターテインメントの発信に同社は「日本を元気にしたい」と意気込んでいる。

 KYORAKU吉本・がコンテンツビジネスの第1弾として情報番組「このへん!!トラベラー」で全国の“町おこし”をサポートする。今月27日の東京を皮切りに福岡、宮城、大阪、北海道の5地区で週1回のレギュラー放送を順次スタート。
 「このへん…」は全国各地の放送局が、系列局の枠を超えて同じコンセプトの番組を制作するのが特色。東京はケンドーコバヤシと次長課長、大阪はチュートリアルとNON STYLE、福岡は博多華丸・大吉とエド・はるみなど、各地区2組の吉本芸人が編集部員となり、グルメや魅力的なスポット、イベントなどディープな地元情報を取り上げる。
 同社では新しい試みに「地域貢献や地域の活性化を目指したい。不況と言われているだけに景気を良くしたい。日本を元気にしていくのが目的です」と説明。今夏以降、さらに番組を増やしていくことも検討中で、最終的には47都道府県すべてのエリアをカバーする意向。全国の情報をすぐに検索できるよう、ネット上での展開や番組のガイドブック化も視野に入れている。
 東京の第1回は「三軒茶屋」を特集。ナビゲーター役の次長課長・河本は「前々日から飯を抜くことです。この番組は、腹の具合との勝負です」とPR。相方・井上は「意気込まないようにしますし、意気込んでないのもよく伝わると思います。それぐらいが、ちょうど良いと思います」と、肩の凝らないリポートを約束した。

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2009年4月21日のニュース