R―1ファイナル進出者決定!副賞に燃えた?

[ 2009年2月10日 06:00 ]

優勝賞金500万円をかけて決勝を戦う(左から)バカリズム、エハラマサヒロ、サイクロンZ、鳥居みゆき、鬼頭真也、COWCOW山田與志、あべこうじ、中山功太

 ピン芸人No・1決定戦「R―1ぐらんぷり2009」の決勝進出者8人とサバイバルステージ(敗者復活戦)進出者10人が9日、都内で発表された。会見でCOWCOW山田與志(よし=34)はこれまで同様、落語家の桂楽珍(46)のステッカーを張って舞台に立つことを宣言。サバイバルステージは15日午後4時5分から、決勝は17日午後7時から、いずれもフジテレビ系で生放送される。

 取材陣から、験担ぎについて聞かれた時だった。山田は落語家の桂楽珍のステッカーを準決勝まで張っていたことを明かし、「オチがない→落ちない」ことから受験生の間ではやっていると説明。「(楽珍の)文珍師匠もセスナが落ちないように張っているとか。決勝でも張りたい」と明言した。
 当の本人は今大会に出場したものの2回戦敗退したが、ステッカーは他人には効果満点!?楽珍の落語イベントに山田が出演した際、R―1用のネタを披露して“調整”したこともあるだけに、恩人のためにも必勝あるのみだ。
 準決勝まで「山田よし」でエントリーしていたが、決勝は本名の「山田與志」で出場。人気ドラマ「北の国から」のネタを披露した昨年は8位どまりだったが、今年はテニスの審判になって繰り出すボケの連発で2年連続の大舞台を決めた。さらに今大会から優勝賞金500万円だけでなく、副賞に日産自動車の乗用車「セレナ」が加わったこともモチベーションを高めている。
 「今は次長課長の河本の嫁の車に乗ってる。河本が外車を買ったからもらったんです。後輩の嫁の車は嫌なのでぜひ欲しい」
 大会史上最多の3400人がエントリーし、初めてゴールデンタイムで生放送される今大会。2連覇していたなだぎ武(38)や世界のナベアツ(39)が出場辞退し、芋洗坂係長(41)は準決勝敗退と昨年の上位3人が不在で混戦に模様。
 決勝の審査員は桂三枝(65)、関根勤(55)、太平サブロー(52)、清水ミチコ(49)、ラサール石井(53)、江川達也(47)、堺正章(62)の7人。山田は楽珍ステッカーを胸に決戦に挑む。

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2009年2月10日のニュース