アースマラソン控え…寛平、まつり全力疾走

[ 2008年10月13日 06:00 ]

恒例イベント「寛平まつり2008FINAL」を開いた間寛平

 お笑いタレントの間寛平(59)が12日、大阪市中央区のなんばグランド花月で年に1度の恒例イベント「寛平まつり2008FINAL」を開いた。例年通り、明石家さんま(53)、村上ショージ(53)らが参加。「アースマラソン」を2カ月後に控えてプレッシャーが高まる中、観客の爆笑を誘っていた。この模様の一部は今月26日にABCテレビで午後3時30分から放送される。

 冒頭の「ビッグ3トーク」のコーナー。さんまが自然と“司会進行役”になり、半ギレしながら「なんでゲストのオレが汗かかなあかんねん。たまにはオレらの個性を引き出せ!」とダメ出しすると寛平は「イライラするやろ」とニヤリと笑う。満員のNGKは爆笑の連続だった。
 「10年間、スタッフ、演者のみなさんに助けていただいた。さんまちゃんがNGKに出るのはこの祭りくらい」。寛平は感謝の意を表した。1999年から始めて10年目。「アースマラソン」で2年は戻らないため「帰ってきてやる力があったら11回目をやるかも」と含みを持たせたが、ひとまずこれで区切りだ。
 ランナーとして人生最大の挑戦である「アースマラソン」を2カ月後に控え、プレッシャーは日増しに高まっている。
 「無理してスタートできなくなったらどうしようというプレッシャーがある。出発してしまえば燃えてくるとは思うけど、そこにいくまでに走れんようになったらどうしようと。12月17日は決まってるから」
 「アースマラソン」は12月17日に大阪をスタートし、ヨットとランニングで太平洋、北米大陸、大西洋、ユーラシア大陸を横断するという気の遠くなるような世界一周計画だ。約2年の予定だが「ひょっとしたら3年かかるかも知れない」と話す。その距離は実に3万6000キロに及び、246キロを走るギリシャのスパルタスロンを3回完走した寛平も想像を絶する挑戦となる。
 そんな気配はみじんも見せず“最後”の寛平まつりを全力疾走した芸人・寛平。“わしゃ、止まったら死ぬんじゃ~”のギャグを地でいく姿に浪速のファンは笑いという名のエールを送った。

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2008年10月13日のニュース