月亭可朝 ストーカー認め罰金支払い釈放

[ 2008年8月23日 06:00 ]

 元交際相手の女性にストーカー行為を繰り返したとして逮捕された落語家月亭可朝(本名鈴木傑=まさる)容疑者(70)について大阪区検は22日までに、ストーカー規制法違反罪で略式起訴。大阪簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。命令は21日付。関係者によると、すでに罰金を納付し、21日夜に釈放されたという。

 可朝は大阪府警淀川署の調べに「やったことは間違いないが、ストーカー行為にはならないと思う」と供述していたが、その後認めたという。
 可朝は8月4日から5日にかけて、かつて交際していた大阪市の50代の会社員女性に「よりを戻してくれ」と10数回電話をかけた上、勤務先の会社に女性を誹謗(ひぼう)中傷する内容の手紙やはがきを送りつけたとして12日、逮捕された。
 所属事務所によると、可朝は「皆さんの前で、きっちりとお話ししないといけない。その上でお許しいただけるならば落語をもう一度やりたい」と話しているという。ただ、心臓に持病があり、拘置中の疲労も激しいとして謝罪会見は先送りした。体調回復を待って来週末にも会見する予定。

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2008年8月23日のニュース