ポップもロックもどちらも“私”

[ 2008年6月7日 06:00 ]

Claudia

 ポップなClaudiaとロックなClaudia。「どちらの私も売り出していきたい」。枠に縛られず様々なジャンルに挑戦するのも彼女の魅力のひとつだ。

 ファーストミニアルバムの表題にもなっている「Cheers!」は耳になじむポップソング。好きな男性へ想いを募らせる女性の歌だが、これは自分の体験に基づいているという。

 ―どんなわがままでさえも笑顔で受け止める それこそ愛だと信じ込んでいた そんなバカな想いが すべてこわしていく 早くふたりで暮らせるよう 素直にならなくちゃ 大人にならなくちゃ―(歌詞より抜粋)

 軽快なメロディに乗せてさわやかに歌い切っていて、“頑張らなきゃ”というメッセージがこもった恋愛応援歌に仕上がっている。

 「故蝶蘭の爪痕」はタイトルからも想像できるように、なにかドロドロした感じをイメージさせる。メタル好きのClaudiaにとっては、お気に入りのロックナンバーだ。1メートル46という小さな体から発せられるエネルギッシュな声がひと際存在感を放っている。

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2008年6月7日のニュース