香港国際映画祭 「靖国」に最優秀賞

[ 2008年3月26日 22:26 ]

 映画配給・宣伝会社「アルゴ・ピクチャーズ」に26日入った連絡によると、靖国神社を題材にした映画「靖国 YASUKUNI」が、第32回香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。

 映画は、終戦記念日の靖国神社の情景や、軍刀「靖国刀」を作る刀匠が戦争や神社に抱く思いなどを、日本在住の中国人李纓監督が描いた。
 文化庁所管の独立行政法人から助成を受けて製作したことを自民党の一部議員が問題視し、12日に国会議員向けの試写会が開かれている。
 公開初日は4月12日。李監督は「一番大変なときに受賞できてうれしい。順調に公開できることを願っている」とコメントした。

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2008年3月26日のニュース