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王座陥落の重岡優大 判定負けも完敗認める「俺が弱かった、マジで情けない」「だせえ、ださ過ぎる」

[ 2024年3月31日 20:58 ]

プロボクシングWBC世界ミニマム級タイトルマッチ   王者・重岡優大《12回戦》挑戦者メルビン・ジェルサエム ( 2024年3月31日    名古屋国際会議場 )

判定負けとなり、ガックリの重岡優大(右)(撮影・椎名 航)
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 WBC世界ミニマム級王者の重岡優大(26=ワタナベ)が同級6位メルビン・ジェルサエムに1-2の判定で敗れ2度目の防衛に失敗した。

 重岡優は敗戦後、ジェルサエムの強烈なパンチを「あんなに効かされたのは初めて」と振り返り「もっと強くなりたい」と誓った。それでも「だせえ、ださ過ぎる」と悔しさを露わにし「こんなものではないと思ったが相手を勢いづかせてしまった。俺が必死だった、完全に俺が支配されていた」と完敗を認めた。

 3回にカウンターを合わせられてダウンを奪われた。リング上では何度も首を横に振って効いていないとアピールしていたが「右ストレートが見えなかった。モーションがなくて普通に(パンチ)硬くて普通に効かされた」と本音を漏らし「俺の負け、俺が弱かった、マジで情けない」と言い訳は一切なかった。

 7回の2度目のダウンについては「2回目効いたっすね、最終ラウンド一発目も効いた、最終ラウンド倒しに行こうと思ったがその一発で見えなくなった、眼窩底(骨折)と思うくらい効いた」と振り返った。1-2の判定負けについても「2回も倒されているんで、あれで勝っても勝ったと思えない。2回も倒されている時点で負け」と潔く認めた。

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