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重岡銀次朗 相手変更「影響は何もない」3戦連続KO宣言

[ 2024年3月31日 04:35 ]

計量後に視線を合わせる重岡銀次朗(左端)とジェイク・アンパロ(右端)
Photo By スポニチ

 ダブル世界戦の前日計量と会見が30日、名古屋市内のホテルで行われ、重岡兄弟の弟・銀次朗はリミットより100グラム軽い47・5キロで一発パスした。当初予定していた挑戦者が体調不良を訴え、試合直前に対戦相手が変更となったが影響はないことを強調。3戦連続のKO勝利で2度目の防衛成功を誓った。

 アクシデントにも重岡銀は平常心だった。この日、初対面となった代役挑戦者のアンパロとフェースオフで約20秒間のにらみ合い。2度目の防衛戦へ「去年より強くなったところを見せたい」と静かに闘志を燃やした。

 当初、同級9位アンダレスと対戦予定だったが、アンダレスが体調不良を訴え26日に欠場を発表。自身もわずか試合6日前の25日に関係者から相手の変更を告げられたといい「正直どうなるかと思った。生きた心地がしなかった」と苦笑いしながら振り返る。

 試合直前に相手が“格上”の同級6位の元WBOアジア・パシフィック王者への変更となっても「影響は何もない。いろんな選手とスパーリングを積んできたし、自分のボクシングを高めることをしてきた」と周囲の心配を一蹴。

 「あくまで自分はKOを狙う。その時に対応した、自分らしいボクシングをリング上で見せたい」といつも通りの強気な発言で、3戦連続KO決着への強い決意をにじませた。

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