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高山 判定で初防衛 4年半ぶり日本リングで凱旋勝利

[ 2013年12月3日 19:30 ]

9R、シルバーノ(左)の顔面に右をヒットさせる高山

 ボクシングのトリプル世界戦は3日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、IBF世界ミニマム級タイトルマッチで王者・高山勝成(30=仲里)は、同級6位のビルヒリオ・シルバノ(23=フィリピン)に3―0で判定勝ちし初防衛に成功した。

 高山は4年半ぶりとなった日本での試合を飾った。初回からスピードで圧倒、何度も挑戦者をぐらつかせ終始主導権を握って快勝した。ジャッジの1人は全ラウンド10点のフルマーク、文句なしの勝ちっぷりだった。

 ◆高山 勝成(たかやま・かつなり)00年10月プロデビュー。05年4月にWBCミニマム級王座を獲得。09年にJBCへ引退届を提出し、主戦場を海外に移した。ことし3月、メキシコでIBFミニマム級王座を奪取。7月にJBCからのライセンス再交付が認められた。豊富なスタミナと素早い連打を武器とする右ボクサーファイター。戦績は33戦26勝(10KO)6敗1無効試合。身長158センチ。30歳。大阪市出身。

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