西武・武内 凱旋登板も、左脚太もも裏つって緊急降板「悔しい」 チームは8度目のサヨナラ負け

[ 2024年5月19日 18:17 ]

パ・リーグ   西武1-2×ソフトバンク ( 2024年5月19日    みずほペイペイ )

<ソ・西(12)>  9回 無死一塁で降板する武内(左端)  (撮影・成瀬 徹)
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 地元福岡で初登板した西武のドラフト1位武内夏暉投手(22)が初完封を目前に緊急降板し、チームは今季8度目のサヨナラ負け。5連敗で借金はワースト14となった。

 1―0の9回無死一塁、左足太もも裏がつって無念の降板。「最後まで投げるつもりだったので、一番悔しい」と唇を噛みしめた。

 両親や中学、高校のチームメートらが応援に駆けつける中で8回までは3安打無失点の快投。1―0の5回1死一、三塁は海野のセーフティースクイズをグラブトスで処理して本塁封殺。続く三森には強気の内角直球で詰まらせて一直。鷹党だった左腕は憧れのマウンドで快投し「特別な思いがあったし、気合いが入っていた」と振り返った。

 しかし、9回に緊急登板したアブレイユが近藤にサヨナラ打を浴び、福岡では6連敗。松井監督は「ゾーンの中でしっかり勝負できていますし、しっかりと変化球で空振りもストライクも取れている。本当に素晴らしい投球だったので、何とか勝たせてあげられれば良かったけど…」と言葉を絞り出した。

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