早大が無傷の勝ち点4 早慶戦で完全V狙う 小宮山悟監督「望ましい展開」

[ 2024年5月19日 14:34 ]

東京六大学野球春季リーグ戦   早大2―0法大 ( 2024年5月19日    神宮 )

<法大・早大>初回、先制となる適時打を放つ早大・印出(撮影・大城 有生希)
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 早大は2―0で法大を下し、2連勝で勝ち点を4に伸ばした。初回に4番・印出主将が適時打を放つと、8回に再び印出が適時打で貴重な追加点をもたらした。

 投げては先発した左腕・宮城が6回無失点。2番手で救援した右腕・安田が3回無失点で無失点リレーを完成させた。

 残す早慶戦で勝ち点を獲得すれば、勝ち点5の完全優勝となる。
(早大・小宮山悟監督の一問一答は以下の通り)

――好投した宮城投手は。
 「ちょっとふらふらしているピッチングが続いていたんですが、前回の試合で兆しが見えたので、今日は立ち上がりから、どんなもんかなと思って見てましたけど、しっかりとしたマウンドさばきでしたから、7回まで何とかいけるだろうという計算をしてたんです。よく投げてくれましたね」

――救援した安田投手が3イニング投げた。 
 「受けてる印出がね、安田で行けると。受けている本人がそう言うんで間違いないだろうと。本来だったら香西ということで考えてましたけど」

――印出選手は2本の適時打。
 「そうですね、やっぱり先制点がやっぱり1番大きかったと思います。どうしてもチャンスで点が入らないと重苦しい空気になります。ましてや先行なんで、一回の表に先制できたっていうのもかなり大きかったと思いますし、あの1点のおかげで、法政さんもね、なかなか攻撃を仕掛けるタイミングも多分失っていたと思う」

――9回の守備で遊撃手の山県が美技。
 「上手いやつは“俺はもうグラブで飯食うんだ”ぐらいの覚悟がある。彼はプロに行きたいと言ってるわけですから、その守備をプロがどう評価するかだと思います。だけどプロをなめてもらっちゃ困る。でも“守りだけでもなんとか…”っていうチームがあるんだったら、可能性は0じゃない」

――勝ち点4で迎える早慶戦。
 「リーグ戦が始まる前に早慶戦で優勝のかかった展開というのは望ましいと思ってました。そういう状況にできましたので、あとはしっかりと慶応を研究して、対策を練って、天皇杯を奪還できればなというふうに思います」

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