大谷翔平　第5打席で左前打放ち3戦連続マルチ安打　望みつなぐも反撃及ばずチームは連勝ストップ

ナ・リーグ   ドジャース1－4ジャイアンツ （ 2024年5月15日    サンフランシスコ ）

〈ドジャース・ジャイアンツ〉5回に中前打を放つ大谷（撮影・光山　貴大）
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　ドジャースの大谷翔平投手（29）が15日（日本時間16日）、敵地オラクル・パークでのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。9回の第5打席で快音を響かせ、3試合連続となるマルチ安打をマークした。チームは反撃及ばず連勝が2で止まった。

　1－3の9回2死からベッツが四球を選び出塁。打席が回って来た大谷は打ち取られればゲームセットという状況で剛腕・ドバルに2ボール2ストライクからの5球目、外角低めのカットボールを逆方向の左前へ弾き返し、一、二塁と好機を拡大。望みを繋いだ。

　ただ、次打者・フリーマンがニゴロに倒れ、反撃及ばず試合に敗れた。

　初回無死一塁の第1打席はフルカウントから四球を選んで出塁。3回の第2打席は見逃し三振に倒れ、ストライク判定に納得がいかなかったのか苦笑いで首を振りながらベンチに戻った。

　5回2死の第3打席、1ストライクからの2球目、真ん中付近の球を振り抜くと、打球は二遊間を破って中前に抜け、Hランプを灯した。

　7回2死一塁の第4打席は1ボール2ストライクからの4球目、外角球を見送ったがまたしてもストライク判定。見逃し三振に倒れ、不服そうにベンチに戻った。