中日「令和の米騒動」の真実　　大西コーチが明かす「めちゃいい食事出してくれてるのに」

中日・立浪監督
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　中日の大西崇之外野守備走塁コーチが12日、東海ラジオの特別番組「Dra fes 4DAYS DAY１ 　Dragons　cross　【Part1】」に出演し「令和の米騒動」と話題になった同球団の食事方法の変更について詳細に語った。

　番組内で集められた「ドラゴンズ10大ニュース」にもランクインした「令和の米騒動」。8月下旬からSNSなどで話題になったもので、立浪和義監督が炊飯器を撤去し、選手に米の食事を摂らせなくなった、という噂が飛び交っていた。

　大西コーチは「現場にいました」とした上で「中日の食事は凄くおいしいのですが、試合前にスタメンの選手が丼にご飯山盛りで食べていた」と話し始めた。「そんなに食べるのって言うくらい。それも一回じゃなくて何回も」と笑いを交えながら説明。「これはさすがに、誰が見ても」という状況だったといい「おにぎりは前から山盛りで用意してあった」ので「（自らよそうご飯は）セーブして、もう少し動けるようにしたほうがいいんじゃないか、という話になった」と明かした。

　番組には立浪監督のPL学園高の先輩でもある清原和博氏も出演。現役時代の試合前には「餅を食べていた。銀紙に包んであるのを3つくらい」と過度な食事は控えていたとして、大西コーチの説明に同調した。

　大西コーチはさらに、この措置が立浪監督の独断ではなく「（球場に）栄養士さんも来られていて　これだけの量を食べる選手がいるんですけどどうですか、試合前に適しているんですか、と聞いて、これはちょっと控えた方がいいんじゃないか、とアドバイスいただいて。じゃあちょっと量をね。ずっと用意してあったおにぎりを食べて、炊飯ジャーはやめようとなった」と専門家の助言の元での判断だったと説明。「試合前に米の量を控えて、おにぎり、麺類、サラダを食べましょうということ」とまとめた。

　騒動になっていることは、大西コーチの耳にも届いていたようで「試合が終わった後に、ちゃんと晩ごはんとして球団が出してくれている。おいしいし大盛況。独身の選手なんかは特に助かっている」と試合後には米の提供があると説明。「何が米騒動やねん。めちゃめちゃいい食事出してくれてるのに」と思っていたと話して、周囲の笑いを誘っていた。