オリ・舜平大は大谷流オフ 外食せずストイックに「ひたすらトレーニングに打ち込む」

[ 2023年12月6日 05:45 ]

オリックス・山下舜平大
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 オフも「大谷スタイル」だ。オリックスの山下舜平大投手(21)が5日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレ。3年目の今季は1軍初登板で開幕投手を務め、9勝3敗、防御率1・61で新人王にも輝いたが、オフはトレーニング漬けの日々を送ることを宣言した。

 「イベントもそこまでないんで、ひたすらトレーニングに打ち込みます。一番楽というか、楽しいのは、ここでずっと野球をしておくことなんで」

 3日の契約交渉では3300万円増の年俸4000万円で更改。遊びたい盛りの年齢だけに“バラ色のオフ”…かと思いきや、真逆だった。私用で選手寮を離れるのは年末年始の福岡への帰省だけ。高知秋季キャンプ中にも、1度も外食しなかったことを明かした。
 「(誘いは)何度かありましたけど、相手も行かないだろうと思っていたみたい。普通に好きじゃないんです、単純に」

 オフに外食などの付き合いを避けて練習に没頭するスタイルは、エンゼルス・大谷が日本ハム時代から有名だった。体形や投げ方も似ているといわれる山下はストイックさも“大谷級”だった。今秋のドラフトで指名された新人では3位・東松(享栄)が「山下さんのような体になりたい」と早くも弟子入り志願。「聞かれれば、もちろん」と先輩の自覚も口にした。(山添 晴治)

 ▽大谷のストイック生活 日本ハムで新人の13年から国内最終年の17年までの5年間は栗山監督(当時)の方針で、許可のない外出を禁止されていた。大谷自身も「(外出解禁は)希望するようなことでもない」と順守。18年のエンゼルス移籍後もその“習慣”は継続しているもようで、外出は基本的に球場と自宅(宿舎)の往復のみ。今年4月のニューヨーク遠征では「(試合以外で)一歩も外出していない」と答え、報道陣を驚かせた。

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