ヤクルト・奥川が2年連続ダウン更改 復活へ悲壮な決意「投げたいよりも投げないといけない」

[ 2023年12月6日 17:02 ]

<ヤクルト契約更改>契約更改を終え来季の目標を掲げる奥川(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルト・奥川恭伸投手(22)が6日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円ダウンの年俸2100万円で更改。昨年の900万円減に続く大幅ダウンに「この2年間いろんなことがあったけど、僕を信じて支えてくれた人たち、復帰を待ち望んでくれるファンの方にも恩返しという意味で1軍に復帰してで活躍する姿を見せたい」と話して、色紙に“恩返し”と書き込んだ。

 一昨年は右肘の故障などで1試合の登板にとどまり、復活を期した今季は7月の左足首故障もあって1軍登板はできなかった。故障に泣いた2年間を振り返って「悔しいですね。乗り越えないといけないと思う。今までくすぶっていた分、来年は活躍したいという思いは強い」と強調。11月の愛媛・松山での秋季キャンプで投球に手応えを感じ、現在はブルペンで捕手を立たせて投球している段階で年明けの1月には捕手を座らせる予定だ。

 復活を期す来季へ向けて「投げたいというよりも投げないといけない。自分自身を見つめ直し、やるべきことをやっていきたい」と悲壮な決意をのぞかせていた。

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