ソフトバンク・中村晃 貫禄の4年連続GG 新たな「相棒」探しが直近の課題「次を作らないといけない」

[ 2023年12月1日 04:45 ]

表彰式でトロフィーを手にするソフトバンク・中村晃(右はプレゼンターの福留朗裕氏)(撮影・会津 智海)
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 守備のベストナインに贈られる「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が30日、都内で行われ、記者投票で選出された計18選手にグラブ形のトロフィーと賞金50万円が贈呈された。ソフトバンクでは中村晃(34)がパ・リーグ一塁手部門、近藤健介(30)が同外野手部門で受賞した。

 2位に大差をつけて4年連続4度目の受賞となった中村晃は「この賞を目標にやってきた。4回目も獲ることができてうれしい」と話した。パ・リーグ一塁手部門で4年連続受賞は99~02年の小笠原道大(日本ハム)に並ぶ最長タイ記録。「来年も獲れるように頑張りたい」と記録更新にも意欲を見せた。

 安定した守備力を支えているのは9年も使い込んでいるファーストミットだ。ただ、さすがに傷みが目立ってきており「そろそろやばい。今の時期はメーカーの人に預けて手入れしてもらっているけど。次を作らないといけない」と話した。重視しているのは「(ボールがミットの)中で遊ばないこと」。来季へ向けて新しい相棒も探していく。

 守備の極意は「ミスをしない。難しいプレーより、普通のプレーをしっかりするように意識している」。来季も堅実なプレーで内野陣を引き締める。

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