ソフトバンク契約更改 生海は来季目標の20本塁打へ柳田塾で鍛える 野村勇、笠谷は…

[ 2023年11月30日 06:00 ]

契約更改を終え会見するソフトバンク・生海(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの選手が29日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。

 ≪11・23に結婚「奥さんのためにも稼がないと」≫11月23日に幼なじみの同級生と結婚した生海は、50万円増の1050万円で一発サイン。プロ2年目の自主トレでは柳田塾に入門する予定で、20本塁打を目標に挙げた。「柳田さんは甘い球を捉える技術と選球眼が違う。お話から聞きたいと伝えると“いいよ~”と。打撃を磨いて20本塁打以上打ちたいし、奥さんのためにも稼がないと」と今季0本塁打のルーキーは決意を新たにしていた。

 ≪野村勇はレギュラー奪取へ「打って勝負」≫野村勇は200万円減の年俸2300万円でサインした。昨季はリーグの新人で37年ぶりの2桁本塁打&2桁盗塁を刻んだが、今年3月に腰を手術。50試合で打率・160、3本塁打、1盗塁だった。「状態を持っていけず、中途半端で終わった」。今秋キャンプで実施された、米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」スタッフによる動作解析で指摘され、右足の股関節の動きが弱点と分かった。「打って勝負してレギュラー獲ります」と意気込んだ。

 ≪10年目で先発転向の笠谷「悔いのないように」≫来季から先発転向する笠谷が、高卒10年目への覚悟を示した。100万円ダウンの2000万円でサインし、席上で厳しい表情。「(来季は)10年目のラストチャンスと思うので、悔いのないようにやっていきたい」と燃える。今季は中継ぎで8試合登板。今秋に首脳陣から先発再転向を告げられており「完投が当たり前という投手として取り返したい」と活躍を誓った。

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