中村武志氏　若返りが加速する中日コーチ陣だからこそ「コーチを育てるコーチ」が必要

中村武志氏
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　元中日コーチの中村武志氏（56）が田尾安志氏のYouTube「TAO　CHANNEL」に出演。中日の来季コーチ組閣に「コーチのコーチ」を提案した。

　今季限りで現役引退した堂上直倫氏（35）、福田永将氏（35）、大野奨太氏（36）の入閣が決定している。

　中村氏はコンプライアンス強化された現在、選手とコーチの関係は「いいのか悪いのか（我々の時代とは）まるっきり違う」と指摘した。

　「我々（のやり方）じゃ逮捕者が出ちゃう」と笑わせたが、実際中日で1軍バッテリーコーチを務めた際は選手を怒りたいけど言わずじまいになり、「そのうち選手と会話がなくなった」と明かした。

　若いコーチは最新の技術を知り、選手との距離も近いが、指導者としては当然、未知数だ。

　中村氏は韓国プロ野球でコーチを務めたとき、コーチを指導するコーチの存在が有効に感じたという。高齢の人が多かったが、若い指導者が増える今の中日にはコーチを伸ばす存在も必要と提案した。