関本賢太郎氏 ハム吉田輝―オリ黒木優トレードで本気度を強く感じたのは?「北海道で絶大な人気の…」

[ 2023年11月25日 14:46 ]

日本ハム・吉田輝星(左)とオリックス・黒木優太
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 阪神一筋15年で通算1272試合出場の関本賢太郎氏(45)が自身のYouTube「セカンドライフ」を更新。日本ハム・吉田輝星投手(22)とオリックス・黒木優太投手(29)のトレードによる両球団のメリットを解説した。

 関本氏がまず称賛したのは「補強の手を緩めない。どん欲に4連覇を狙っている」というオリックスの姿勢だった。

 広島から国内FAの西川龍馬を獲得して野手陣を補強。可能性を秘めた吉田輝を含めて切磋琢磨することでメジャー移籍が決定的な山本由伸の空いた枠を若い投手に狙わせたい意図がうかがえる。

 だが、今回のトレードで関本氏が本気度の高さを評価したのはむしろ「課題の投手力を補強したい」という姿勢を見せる日本ハムの方だった。

 「吉田投手は北海道でも絶大な人気を誇る。高卒ドラフト1位で5年終わって、これからという投手を放出してまで中継ぎ投手を補強したい。思い切ったトレード」と、勝負をかけた決断だったと解説した。

 黒木は大卒1年目の2017年、55試合に登板して25ホールド、2年目も17ホールドを記録した。2019年にトミー・ジョン手術を受け、今季は12試合の登板にとどまったが、日本ハム側は「そろそろ(術後)なじんでくる」と判断。

 吉田輝をトレード相手にするほど欲しい中継ぎ右腕として、「新庄監督も来季にかけると言うことで黒木投手の実績を評価した」と推測した。

 関本氏は「今はトレードはチャンス」と前向きに捉える。両選手とも心機一転して新天地のファンに愛される選手になって欲しいと願った。 

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