阪神・岡田監督語録 CS「ゆっくり見させてもらうわ」注意すべきはあの選手「1年間打たれたやろ?」

[ 2023年10月14日 05:30 ]

阪神・岡田監督
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 阪神の岡田監督は13日、甲子園での練習後に取材対応した。報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ―前日12日は大竹がいい投球をした。先発は順調・
 「うんうん、まあもう、普通通りに投げてくれたらええだけや」

 ―中継ぎも心配する選手はいない。
 「いないいない、だから相手によってちょっと変えるからな。そこだけやな。それは、明日からの(CSの)結果を見ないとわからへんからさ」

 ―短期決戦。中継ぎを増やして入って、途中で減らすことはあるのか?
 「普通。(ブルペン勢のベンチ入りは)8(人)でいくよ。基本はな」

 ―打者は天気が心配。
 「そうやなあ。なんとか2試合できたらいいけどなあ。才木もちょっと投げとかなあかんからな」

 ―流れた場合は一緒に投げさせる。
 「まあピッチングコーチが考えてる。明日、(雨が)どれくらい降るかわからへんからなあ。こればっかりは」

 ―あすからCS。広島もDeNAも監督をする前から知っている2人が戦う。
 「まあええやんか。それは別に両チームとも1年やってきたからな。まあ、ゆっくり見させてもらうよ」

 ―どのあたりを重点的に?
 「どのあたりとか…、メンバーは新しい戦力はほとんどないし、だからここ1年でやられたバッターとかな。そういうのはちょっと分析せなあかんとは思うけどな。短期決戦やから、最初に打たせて勢いづかせたらアカンというのもあるしな」

 ―両チームともやられているバッターがはっきりしている。
 「そうそうそう。1年間言うてきたやんか。1年間打たれたやろ。その辺やろな、結局な」

 ―自チームの1年間分析をしたうえで試合に臨む。
 「ウチはメンバーを変えるつもりはないし、そらもう、普通通り自分のいい時の状態にな早く1戦目からもっていく。それだけよ」

 ―監督は選手時代、日本シリーズに出ている。
 「普通やで。前と違って交流戦でも対戦もしてるし、そういう意味ではある程度な。どこになるか分かれへんけど、オープン戦とか、交流戦で対戦してるんで。それはあんまり一から分析というのはないな、今は」

 ―監督の時は(一から分析が)あったか。
 「そんなんないない、選手の時も、選手の時は最初、85年なんか2日しかないんやから、日本シリーズまで。そうやんか。後楽園からそのまま西武へ行ったんやからな。(甲子園に)帰ってこんと」

 ―ハードだった。
 「そうやん、日程とかな。そんなんもう別にもう今さらやで。今はもう情報というかな、みんな対戦もしてるし、変わったこともそんなないし、どれだけ普通にな(戦えるか)。最初は大事と思うからな、短期決戦はな。早く自分らの調子に戻すということやろな。そこだけやわ、実戦の勘というかな」

 ―考える上では、3つ勝つという考えなのか?
 「いや、一つずつよ。そらもう一戦一戦や。何勝とか何敗とか考えてない。考えてない」

 ―いくつまで負けられるというような考えは?
 「そんなんは考えてないよ。まあ、その日、その日の試合やで。ピッチャーもそういうことは分かってると思うし、2回も投げんからな。先発が投げるのは、1回になってくるからな。自分の投げる日に、いい投球して。もうそれだけやろなピッチャーはな。そんな、5回何点とか計算なんかせんやんか。とにかく1イニングずつを0点に。そら、みんな元気なわけやから。うしろのピッチャーも普通にな。だから、まあ、何回とかじゃないやん、先発もな」

 ―今日から宮崎に主力を連れて行く。(2軍の)130キロ―140キロの投手に慣れたらあかんと言われていたが。
 「そら、どんなピッチャーが来るかはわからんからな」

 ―DeNAと広島の特定の打者によく打たれたのは、打者の力が上だったのか、もっと対策を工夫すべきだったのか。
 「いや、他が抑えとるからな。広島なんかけっこう抑えとるんよな、あの2人(牧と宮崎)は。せやろ?あの2人だけやんか、打たれてるのな。シーズン中から言うてたけど、広島がどんな抑え方してるか見たらええ言うて。それはシーズン中から言うてるけど。まあなあ、一発勝負やから。一発勝負でもないけど短いから。もう自分のいいボールいくしかないやんか。そんな分析して、こう攻めてこう攻めてとか、そうじゃないよ。マウンドに行ったら自分の一番ええボールを投げ込んでいくしかないやんか。それで打たれたらしゃあないよ、もう。納得のいくボールをな」

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